シン・ゴジラ【時代と共に変わる自衛隊の立ち位置を考える】 [遊び]
昨年映画館で見た『シン・ゴジラ』ですが、もう一度見たくなったので
TSUTAYAで借りてきて、ゆっくりと見直しました。
今回の見どころは、想定外の出来事に対して後手にまわってしまう
日本の危機管理法制のもろさと、それでも現状を突破しようとする
主人公たちの行動ですね。
ゴジラ映画は初版から、随分と版を重ねて見てきました。
今回の映画で大きく変わったと感じたのは、自衛隊の存在位置ですね。
初めの頃の自衛隊は、撃っても撃っても歯が立たずに
簡単に吹き飛ばされていたんです。
その後はゴジラ専用の部隊『Gフォース』とはが登場しましたが
格好いい役として、これほど好意的に描かれていたのは
シン・ゴジラの大きな特徴だと感じました。
背景には、東日本大震災をはじめとする大規模災害で見せた
自衛隊の活躍が影響していると思います。
昭和の時代は、自衛隊に『戦前の日本軍』を重ね見る人もいましたが
戦後70年を経て、人の意識も変わってきたように思えます。
2017-04-27 22:00
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