共謀罪法【参議院で成立したが未だに納得がいかない】 [ニュース]
遂に参議院で共謀罪の取り締まりを含む、通商『テロ対策法案』が成立しました。
最後は委員会をパスする、異例のスピード(強行?)採決でした。
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何度も居ていますが、テロや組織犯罪を取り締まる法制化には賛成です。
しかしこの法案は、誰がどんな行為をすると容疑者になり、捜査の対象となるか
一番肝心な部分があいまいで、当局の判断次第で限りなく広範囲に適用されます。
正確に言うと、何にでも適用される余地をたくさん残しています。
政府側は『一般人が対象となることは無い』と説明していますが
テロリストは暴力団や極右組織と違い、一般人の顔で世間に交じっています。
そもそも、一般人でも嫌疑がかけられて時点で誰でも捜査対象になる法律です。
無論当初はいろんな足かせが効くでしょうが、だんだんと適用範囲が広がって
遂には恐ろしい法律となる、そんな事例はたくさんあります。
国際的な条約に加盟するにしても、この法律は必要条件ないとの見解も有力です。
もう少し具体的に、『何がどうだから国民の生活に支障が無い』と
分かり易く説明して欲しい気持ちに変わりはありません。
2017-06-16 22:00
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