ししおどし【初めて知った名前の由来『鹿脅し』と書きます】 [風景]
梅鑑賞の前に参拝した大宮氷川神社の境内に、『ししおどし』を発見です
本殿の左裏側のような位置にあり、あの『コトン!』と言う音に引かれましたね
日本庭園などではお馴染みですが、漢字で書くと『鹿脅し』となるとの事・・
名前の由来を調べてみたら、田畑を荒らす害獣を追い払うための仕掛けを
総称した呼称で、案山子(かかし)、鳴子(なるこ)なども含まれます
竹に水を引き入れて音を出す装置は、添水(そうず)と呼ぶのですが
世間では『添水』が『ししおどし』と呼ばれるようになったのでした
ちなみに『獅子脅し』と書く人もいますが、これは誤用だそうで
思えば、ライオンは日本の農村にはいませんねぇ
まあ繊細な鹿だったら、あの風情ある音でも逃げそうです
実は父さん、水が落ちる様子から『しし落とし』と思っていました
57年の歳月を経て、やっと正しい言葉にたどり着いたんです (笑
2017-02-07 07:00
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